埼玉県上尾市のO様邸にて、雨漏りの修繕工事・シーリング(コーキング)工事を行いました!
O様より、窓の周りから水が入ってきて、クロスが剥がれているとのお問合せをいただき、急いで現場に向かいました。
拝見したところ、サッシ廻りのシーリングが劣化して雨水が侵入してしまっていました。
シーリングはコーキングとも呼ばれており、どちらも同じものと考えて問題ありません。
シーリングは建物の隙間という隙間に埋められています。
外装ではサッシ廻りの他、サイディングボードの継ぎ目、屋根の棟板金の継ぎ目、内装ではキッチン廻りや洗面台廻りなど、至る所に施してあるブニブニとした弾力のある素材です。
とても身近なものなので、誰でも1度は触れた事があるはずです。
部材の隙間を埋めているシーリングは、雨水が建物の内部に侵入しないよう、防水の役割を担っています。
また、ゴム状の素材の為、建物が地震などで揺れた際はクッションの役割をし、外壁などにヒビが入らないように緩衝材としても役立ってくれています。
しかし、シーリングは紫外線などの影響により、年月が経つにつれて劣化していきます。
劣化すると硬化し、隙間ができてしまうので、先述した2つの役割を担えなくなります。
すると、雨水が建物の内部に入るようになってしまいます。
「シーリング(コーキング)のひび割れや剥がれは赤信号!」は、こちらのページです。
シーリング工事には2つの施工方法があります。
1つは古いシーリングを撤去して新しいシーリング材を充填する「シーリング打ち替え工事」。
もう1つは古いシーリングの上から新しいシーリング材を充填する「シーリング増し打ち工事」です。
打ち替え工事の方が劣化状態がリセットできるので、できれば打ち替え工事を行いたいのですが、建物の構造によってはシーリングを撤去すると施工不良を起こす場合があります。
その為、なんでも打ち替え工事にしては危険で、よく状態を見極める必要があります。
O様邸のサッシ廻りは打ち替え工事が行えた為、以下の工程で行いました。
1.古いシーリングをカッターで撤去
2.施工箇所周りをマスキングテープで養生
3.プライマー(接着剤)を塗布
4.新しいシーリング材を充填
5.ヘラを使ってシーリングを隙間の奥まで押し込み、表面を平に均す
6.マスキングテープを剥がして完成
シーリング工事後、室内のクロスの張り替えも行いました。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました!
−N−
埼玉県川越市のY様にて、雨漏り修繕・屋根重ね葺き工事(カバー工法)を行いました!
2階の天井にシミができているとのご連絡をいただき、急いで現場に向かいました。
雨漏りが発生すれば、どんどんお住まいを腐食させてしまいますし、カビが繁殖するとシックハウス症候群や喘息など、人体にも影響を及ぼしかねません。
天井からポタポタと水が落ちてくるのをイメージされる方が多いと思いますが、それはかなりの重症な状態です。
シミができている、クロスが浮いている・剥がれている、カビ臭い、ポタポタと水が落ちる音がしたら建物の内部に水が侵入している可能性があります。
雨漏りの調査は無料ですので、少しでも怪しい点があれば放置せず、お早目にご粗相談ください。
お住まいの細部まで入念に調査させていただいた所、原因は屋根の劣化にありました。
屋根は一次防水と二次防水の構造になっており、屋根が劣化しても防水シートが正常であれば雨漏りを防ぐ事ができますが、Y様邸の屋根はひび割れが多く、屋根材の下の防水シートも破損していました。
既存の屋根は化粧スレートという屋根材で、現在、日本で最も普及している屋根材です。
屋根材自体に防水性が無く、塗膜で防水性を持たせていますが、塗膜が劣化し、屋根材自体にまで紫外線や雨風によるダメージが届いてしまっていました。
化粧スレートのように薄い屋根材の場合、屋根重ね葺き工事という工事が可能です。
屋根重ね葺き工事は、古い屋根材の上に新しい屋根材を葺く工事です。
屋根全体が重たくなるので耐震性は下がりますが、既存屋根の撤去費用がかからず、施工費用を抑える事ができます。
また、屋根が二重になるので、断熱性、遮音性、防水性が向上するというメリットもあります。
化粧スレート屋根の上に新しい防水シートを張り、その上に新しい屋根材を葺きました。
使用した屋根材はガルバリウム鋼板です。
耐久性・耐熱性・耐震性に優れており、錆びにくいのが特徴の屋根材です。
また、天井のクロスの張替えも行いました。
雨漏りが解消され、室内も綺麗になり、Y様もほっと一安心のご様子でした。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました!
また何かございましたら、いつでもご連絡ください!
当社が「選ばれる理由」については、こちらのページでご案内しています。
−N−
埼玉県川越市にて、ベランダの防水工事を行いました!
施工前は、水はけが悪く、汚れが多く溜まっていました。
隅の方には苔も繁殖しています。
ベランダや陸屋根、屋上などの傾斜の少ない場所には基本的に防水工事が施してあります。
(鉄骨のベランダは塗装で保護されています。)
防水工事は防水に特化した工事です。
外壁などの塗装工事に比べ、防水に焦点を当てた工事でカラーバリエーションも少ないです。
防水工事で作られた防水層は年月が経つにつれて劣化し、防水性を失っていきます。
そうすると、こちらのお宅のように水はけが悪くなる、汚れが溜まる、苔が繁殖するようになります。
更に劣化を放置すればひび割れて雨水の侵入口となり、雨漏りに繋がる事もあります。
防水工事は約10年に1度、防水層の表面を保護しているトップコートの塗り替えは5年に1度が目安です。
なにより、汚れが溜まっていたら気分も落ちちゃいますよね。
洗濯物を干す時にベランダが綺麗だと気持ちがいいものです。
防水工事は大きく分けて4種類あり、施工場所(ベランダや屋上など)によって適した施工方法があります。
4種類とは、ウレタン防水、FRP防水、シート防水、アスファルト防水です。
各防水工事の詳細はこちらの「防水工事」のページでご紹介しています。
ベランダはウレタン防水かFRP防水が一般的です。
今回は、ウレタン防水で施工しました。
ウレタン防水の中にも更に密着工法、通気緩衝工法など種類があります。
今回は密着工法で施工します。
ウレタン防水は液体状のウレタン樹脂を重ね塗りして防水層を形成する工事です。
比較的安価で、液体状なので複雑な形状の場所でも施工が可能です。
まずは高圧洗浄機でベランダの汚れや苔などを綺麗に除去してから施工に入ります。
不純物が残ったまま施工をすると、下地と防水層の間に邪魔が入り、剥がれやすくなってしまうからです。
綺麗にした後はプライマー(下塗り材)を塗布しました。
下地と、次に塗る防水材の接着力を高める、接着剤のような役割をします。
プライマーが乾燥したら、防水材を重ね塗りし、厚みを持たせました。
厚みがなければ十分な防水効果が得られないからです。
かと言って重ね塗りではなく、1回で済ませようとするとムラができてしまいます。
その為、2回に分けて防水材を塗布しました。
最後に防水層の表面を保護するトップコートを塗布したら完成です!
綺麗なベランダになりました(^^)/
当店では戸建て住宅、集合住宅、ビル、店舗など多数の施工実績がございます。
防水工事や雨樋、コーキングなどでお困りの事がございましたら、お気軽にお問合せください!
−N−