埼玉県川越市にて、ベランダの防水工事を行いました!
【施工前の状態~ベランダの劣化症状、工事時期の目安とは~】
施工前は、水はけが悪く、汚れが多く溜まっていました。
隅の方には苔も繁殖しています。
ベランダや陸屋根、屋上などの傾斜の少ない場所には基本的に防水工事が施してあります。
(鉄骨のベランダは塗装で保護されています。)
防水工事は防水に特化した工事です。
外壁などの塗装工事に比べ、防水に焦点を当てた工事でカラーバリエーションも少ないです。
防水工事で作られた防水層は年月が経つにつれて劣化し、防水性を失っていきます。
そうすると、こちらのお宅のように水はけが悪くなる、汚れが溜まる、苔が繁殖するようになります。
更に劣化を放置すればひび割れて雨水の侵入口となり、雨漏りに繋がる事もあります。
防水工事は約10年に1度、防水層の表面を保護しているトップコートの塗り替えは5年に1度が目安です。
なにより、汚れが溜まっていたら気分も落ちちゃいますよね。
洗濯物を干す時にベランダが綺麗だと気持ちがいいものです。
【施工内容~ウレタン防水密着工法~】
防水工事は大きく分けて4種類あり、施工場所(ベランダや屋上など)によって適した施工方法があります。
4種類とは、ウレタン防水、FRP防水、シート防水、アスファルト防水です。
各防水工事の詳細はこちらの「防水工事」のページでご紹介しています。
ベランダはウレタン防水かFRP防水が一般的です。
今回は、ウレタン防水で施工しました。
ウレタン防水の中にも更に密着工法、通気緩衝工法など種類があります。
今回は密着工法で施工します。
ウレタン防水は液体状のウレタン樹脂を重ね塗りして防水層を形成する工事です。
比較的安価で、液体状なので複雑な形状の場所でも施工が可能です。
まずは高圧洗浄機でベランダの汚れや苔などを綺麗に除去してから施工に入ります。
不純物が残ったまま施工をすると、下地と防水層の間に邪魔が入り、剥がれやすくなってしまうからです。
綺麗にした後はプライマー(下塗り材)を塗布しました。
下地と、次に塗る防水材の接着力を高める、接着剤のような役割をします。
プライマーが乾燥したら、防水材を重ね塗りし、厚みを持たせました。
厚みがなければ十分な防水効果が得られないからです。
かと言って重ね塗りではなく、1回で済ませようとするとムラができてしまいます。
その為、2回に分けて防水材を塗布しました。
最後に防水層の表面を保護するトップコートを塗布したら完成です!
綺麗なベランダになりました(^^)/
当店では戸建て住宅、集合住宅、ビル、店舗など多数の施工実績がございます。
防水工事や雨樋、コーキングなどでお困りの事がございましたら、お気軽にお問合せください!
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